子供のころなど、漢字の書き取りをしていて「あれ?この文字ってこんなだったっけ?」といった感覚に陥ったことがないでしょうか? これはゲシュタルト崩壊といわれる脳の現象です。漢字の書き取り以外でも、同じ文字をじっと見続けているときにも起こります。
wikipediaによれば、ゲシュタルト崩壊とは『全体性を持ったまとまりのある構造から全体性が失われ、個々の構成部分にバラバラに切り離して認識し直されてしまう現象をいう。』とあります。 (必ずしも文字に限定した現象ではありません)
我々は文字を認識するときに、その文字全体の特徴をつかんで識別を行います。しかし、じっと見続けていることで、その文字の全体の特徴ではなく、細部の特徴を認識してしまいます。 細部の特徴を認識することで、全体の特徴を見失ってしまうのです。つまり、「木を見て森を見ず」のような現象が脳内で発生してしまうのです。とはいえ、 ゲシュタルト崩壊の発生メカニズムについて詳しいことは未解明です。今後の研究に期待しましょう。
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ゲシュタルト崩壊を起こしやすい文字を3つ紹介します。
いかがでしょうか?
個人によってゲシュタルト崩壊のおきやすさは違いますから、ぜひいろいろな文字で試してみてください。
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