頭痛,片頭痛,群発頭痛

片頭痛は頭の片側がずきずきと脈を打つように痛む頭痛のことです。 頭の片側だけが痛むので片頭痛という名前が付けられたのですが、まれに頭の両側が痛むこともあります。 また、吐き気やめまいなどの症状を伴うことも少なくありません。

男性よりも女性に多く、思春期に発症することが多いです。 片頭痛が起こる数時間前に、目の前がキラキラ光るなどといった前兆があることが少なくありません。 そのような前兆を感じたら薬を服用し安静にすることで痛みを抑えることができます。

また、薬に頼らない処置として、小指をかんだり、こめかみのあたりを押すなどといったことが有効な場合があります。 できるだけ寝不足や偏食は避け、規則正しい生活をすることで発症しにくくなるということがわかっています。

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群発頭痛は1、２カ月間ほぼ毎日のように激しい頭痛に襲われる頭痛です。 それが数年に一度の間隔で起きます。 その痛さは、スプーンで眼球をえぐられているような非常に激しいものだといわれています。 「自殺頭痛」という別名が付けられているように、あまりの痛さに耐えられずに飛び降り自殺などをしてしまうことがあるそうです。

患者は9:1の比率で女性よりも男性の方が多く、20代で発症することが多いです。 頭痛が発生している期間（群発期）は、通常の生活は送られなくなります。 応急処置としての注射が効果があるのですが、頭痛が発生してから救急車を呼んだのでは時間がかかってしまうので、 長期に渡って入院をする患者もいます。

原因がわかっていないため、根本的な治療法はありません。 しかし、頭痛が起きていない期間はごく普通に生活することができます。 ある患者は「この痛みが一生続くのならば生きていこうとは思わない」という言葉を口にするほど辛い病気です。

患者数の少ない珍しい病気なので、一般人はおろか医師でさえ知らない人が多いのが現状です。 もしも、耐えがたいほどの激しい頭痛に見舞われた時は病院にいき、群発頭痛ではないか？と自ら医師に相談してみることをお勧めします。

くも膜下出血も同程度の激しい痛みを伴いますが、群発頭痛との違いは、群発頭痛は数時後には痛みが治まりそれが毎日起こることです。 偶然にもこのサイトで群発頭痛を知ることができたあなたは、ぜひともこの病気の存在を頭の片隅にいれておきましょう。 医師さえもこの病気を知らないために、長年にわたり病院をたらいまわしにされた人もいるのです。

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